自治医科大学 
   感染症科フェローシップのご案内 

 

自治医科大学では、感染症科フェローを募集しております。
現在、フェロー4名が元気に、楽しく、明るく、研修中です!

やる気があって、将来世界に貢献したい!と思っているような志の高い若手医師を募集しています。卒後4-5年目以降が望ましく、内科系の基礎研修が終了しているとよい。卒後3年目から研修希望の方も、ご相談に応じます。

われこそは、と思う方、感染症に興味があって、専門的に携わって行きたい方は、ぜひ、ご連絡ください。

 

連絡先は、

ここをクリック(kansenseminar@jichi.ac.jp)

担当:感染症科 五味晴美 です。

 

研修内容の詳細

 

研修期間:

基本的に3年間 (日本感染症学会専門医受験資格に必要、期間は相談可能)

 

3年間終了時の最終ゴール:

1 日本の医療事情を踏まえたうえで、世界にも通用する感染症の専門診療ができる

2 医療関連感染管理の基本的な知識と判断を身につける

3 独立した感染症科専門医として、医療機関で勤務できる

 

3年間で具体的に身につける内容:

 医師としてのプロフェッショナリズムに基づいた判断と行動ができる

2 患者に詳細かつ必要十分なHistory taking and Physical examinationsができる

3 口頭でのケースプレゼンテーション(患者の情報伝達)およびチャート(カルテ、公式医療文書)記載が、論理的かつ明快にできる

4市中感染、医療関連感染の代表的な疾患につきマネージメントできる

5 臨床上、頻度が高い微生物の基本的な知識を習得する

6 抗菌薬のスペクトラム、薬物動態、作用機序、副作用などの基本を身につける

7 感染予防対策と医療関連感染の防止方法を理解し、実践し、指導できる

8 微生物検査室との連携が図れる(グラム染色、各種培養と感受性検査の解釈)

9 エビデンスに基づいた情報収集、判断、臨床応用ができる

10 医学生、研修医、医師など院内での教育方法を身につける(プレゼンテーション含む)

 

研修内容:

 

1 全科の入院患者の感染症科コンサルテーション

・年間で、最低250例の経験を目標 (米国感染症学会 IDSAの推奨症例数)

・カバー領域:市中感染、病院感染、HIV, 臓器移植患者、性行為感染症、旅行医学、熱帯医学、臨床微生物学検査

 

2 病院感染対策 インフェクションコントロール

・基本的な病院感染対策の理解・実践・推奨

・院内の細菌検査室からの培養結果をモニターし、主治医チームへの診療助言(介入)

・病院疫学

 

3 パブリックヘルス (population-based medicine)の体得

地域、国全体などのマネージメントの発想法の取得

 

4 臨床微生物学

希望により、basic researchも当大学・細菌学教室で指導は受けられる。臨床細菌学検査室へのローテーションまたは定期的な訪問で、検査の基本を理解

 

教育プログラム:

1年目:病院内コンサルテーション中心

2年目:病院内コンサルテーション、HIV, STD, 臓器移植、旅行医学など選択可能

3年目:感染管理(必須)、疫学、臨床微生物学などから選択


毎週木曜日 12:00-13:00 ジャーナルクラブ

毎週1回 ケースカンファレンス

3ヶ月に1回 日本感染症教育研究会 IDATENケースカンファレンス参加

自治医大・研修医向けランチョンセミナー参加 (年間 10-15回程度)

自治医大主催の学外公開セミナーに参加可能 (夏・冬2回)

 

選択可能なもの:

1 国内他院におけるローテーション 3ヶ月程度

2 希望により他院のHIV クリニックなどを見学

3 米国CDC/SHEA主催の病院疫学の基本集中コース参加可能

4 英国または長崎大学主催の熱帯医学コース参加

5当大学、寄生虫教室のマラリア・東南アジアフィールドプロジェクトにも交渉で参加可能

 

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